まず、人間のタイプについて話す際に
全体像を明確にしてから、個別の解説に入っていきたいと思います。
人間のタイプ 前提
僕が提唱する人間のタイプとは
能力に生まれつき備わっている機能や性質、欲求などの
個人個人の癖や偏りのことを指します。
これを分けると、8種類のタイプの強弱が人によって異なり
全体が作られるということになります。
そして各要素は相反するものであり、どちらかが得意であった場合
逆の要素は苦手である。
ということになります。
一つ例を出して解説すると
「従」と「立」
「従」とは従う能力が優れており、何か自分が認めたものや制度、権威などに従い尽くすことに長けている人のことです。
この傾向が強い人は、何かしら拠り所となる人や尊敬すべき人
会社や家族や社会など、忠義を尽くすとより能力が発揮でき
心も満足した環境が得られるタイプです。
逆に「立」とは自分で何かを行う能力が優れており
なんでも自分でやりたがるタイプです。人の下で動くことや
制約がある中で動くことに対しては抵抗があり、自分の責任のもと
自分の裁量で物事を行える環境で、より能力が発揮でき
満足した環境が得られるタイプです。
この例で言うと「従」と「立」は相反するものであり
「従」が強い人は「立」が苦手であり、逆もまた然りなのです。
どちらが良い悪いではなく、ただの傾向の違いに過ぎないのです。
よりよく生きるためには、互いの長所短所を理解しあい
お互い補完しあって生活すると、よりスムーズな生活が送れるでしょう。
「従」が強くて60ほどの強さの人もいれば20ほどの強さの人もいる
逆に「立」が強くて80ほどの人もいれば、40ほどの人もいる
どちらも強いが、「従」80「立」60なのでどちらかというと「従」が強いが
両方対応できる。
といった人もいるでしょう。
強弱はそれぞれ、そしてどちらかの偏りがある。
この偏りのことをタイプと呼ぶ。
人を明確に◯◯タイプだからこうだ!
と断定するようなものではなく、各種機能や欲求などの得意苦手の偏りのことを指す。
さらに細かく言うと、その人の成長過程や時間帯や感情などによって
多少数値は変動し、時には逆タイプや今まで違っていたタイプに
少し変化することがある。
どちらかというと動的なものです。
前提としてはこういった考え方です
8種類の人間のタイプ
では次に、僕自身が提唱する8種類のタイプをあげたいと思います。
①「従」「立」「支」
②「過去」「現在」「未来」
③「内向」「外向」
④「集中」「全体」
⑤「具体」「抽象」
⑥「知識」「実行」
⑦ 機能と欲求
⑧ 人(上下左右)
この8種類の組み合わせによって、その人のいわゆる「性格」が
決まり、十人十色の人の性質となるのです。
次回以降に、各タイプの解説をしていきたいと思います。
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