31,咸(沢山咸)たくさんかん
「感じる、夫婦」
原文
卦辞「咸は亨る。貞しきに利し。女を取るに吉」
初六「其の拇(おやゆび)に咸ず」
六二「其の腓(こむら)に咸ず」
九三「其の股(もも)に咸ず。其の隋を執る。往きて吝」
九四「貞しきて吉、悔い亡ぶ。憧々(しょうしょう)として往来すれば。朋、爾(なんじ)の思いに従う」
九五「其の脢(ばい)に咸ず。悔いなし」
上六「其の輔頬舌(ほきょうぜつ)に咸ず」
※憧々「あこがれるさま」
脢「背中の肉」
輔頬舌「上あご、頬、舌の振る舞い」
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