23,剥(山地剥)さんちはく
「剥奪、剥ぎ落とす、尽きる」
卦辞「剥は、往くところ有るに利しからず」
初六「牀(しょう)を剥ぐに足をもってす。貞しきを蔑み(さげすみ)凶」
六二「牀を剥ぐに辨(べん)をもってす。貞しきを蔑み、凶」
六三「これを剥ぐ。咎なし」
六四「牀を剥ぐに膚をもってす。凶」
六五「貫魚。宮人をもって寵(ちょう)す。利しからざるなし」
上九「碩果(せきか)にして食されず。君子は輿(くるま)を得、小子は盧(ろ)を剥ぐ」
※牀「ねどこ」
辨「足の付け根の部分」
碩果「大いなる果実」
盧「住み家」
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