新たなICO案件が出てきました。
Energi Mine(エナジーマイン)
という通貨です。
これはなかなか興味深い案件ですね。
今回は説明会もあったので話を聞きに行ってきました。
本サイト、ホワイトペーパーなどより抜粋
現在はまだ、エネルギーを大きなエネルギー会社に売っている。
Energi Mineは顧客をより小型の発電機に合わせるプラットフォームを作り出しています。
私たちの目標は、世界的なエネルギー消費を削減し、トークンベースのプラットフォームを作成すること。
Energi Mineは、英国のマンチェスターにある当社のオフィスに拠点を置く既存の事業です。
エネルギーと技術の両方の専門家の経験豊富なチーム。現在のビジネスは、1,100以上のサイトに代わって1億4000万ドル以上のエネルギーを管理しています。
既存の売上高は2017年は50万ドルでヨーロッパ全域に展開しています。
エネルギーを減らすことが環境を助ける最も顕著な方法は減少すること。
発電所の排出電気を発生させるために、大部分の発電所は、石炭、原油またはその他の化石燃料を利用しており、この方法は比較的安価ですが、天然資源を枯渇させることに加えて、過剰なエネルギーの使用は動物や生態系に悪影響を及ぼすことがあります。
Energi Mineはこれらの問題にソリューソンを提供します。
現在のエネルギー市場の問題点。
1,集中化されている
少数の大規模なエネルギー会社が、数百万の顧客に供給している
2,不透明
市場は非流動的であり、電気はOTC(オーバー・ザ・タイム・カウンター)エネルギー会社や銀行との間に存在している。
3,より少ないエネルギーを使用するインセンティブの欠如
エネルギー会社はより多くのエネルギーを売ることからお金を稼ぐので、消費者の行動を変えることによるインセンティブがない。
4,競争の欠如
参入障壁は高く、規制の複雑さと参入コストも高く、世界のすべての主要電力市場は独占企業による経営されている。
私たちが構築しているプラットフォームには2つの側面があります。
購入するpear-to-pear市場エネルギーと報酬のプラットフォームを販売しています。
省エネルギー行動に報酬を与える報酬制度がEnergiトークンで創設される。
家庭での輸送と使用エネルギーの削減は、ETKによって報われるでしょう。
トークンにしたがって、最終的に決済された通貨で交換されるか、支払われることができます。
将来のエネルギー料金/電気自動車の充電など、ますます規制緩和が進んでいます。
私たちのピアツーピアモデルの下で個人個人との間で取引を行うことができます。
任意の参加者は、他の参加者から購入または販売することができます。
一部の消費者は発電機(例えば、風力/太陽光発電)を利用していますます。ピアツーピアトレーディング・プラットフォームと報酬プラットフォームを提供します。
ピアツーピアモデルは仲介者なしでユーザー間の電気の流れの直接取引を可能にする。
報酬プラットフォームは省エネルギー行動のための特典トークン。
トークンはEthereum ERC-20標準に基づいており、コインで購入することができます。エネルギー請求書に対する将来の決済として使用することができます
トークンは、公衆経由の通勤などの省エネルギー行動によって獲得することもできます。
輸送、電気自動車の購入、家庭や職場でのエネルギー消費量の削減などがあります。
例えば、エネルギー効率の良い電気器具の製造業者はETKを購入して顧客に商品や輸送機関を購入する。
ETKを購入して、公共交通機関を通勤する通勤者に与えること。
トークンユーザーの事例
A,ETKを使用してエネルギー料金を決済する
お客様は、以下に説明するさまざまな省エネ活動からETKを収集しました。
その後、お客様はETKを使用して、通常のエネルギー料金をサプライヤーと決済します。
B,ETKを使用してピアツーピアエネルギー取引プラットフォームにアクセスする
顧客Aは、太陽光発電設備から発生する過剰エネルギーを有している。
エネルギー会社販売する代わりに、顧客Bに直接販売しています。
取引先にアクセスするには、顧客AとBの両方にETKが必要です。
C,エネルギー消費を削減するためにETKに報いる
A社は、昨年と比較してエネルギー消費量を10万kWh削減しました。
A社には1000 ETKが授与され、交換で販売し、エネルギー料金を支払うことができます。
スタッフインセンティブとして従業員に提供するか、従業員に提供します。
D,公的で低炭素の輸送手段をETKに報いる
顧客Aは現在運転しています。
しかし、地方都市局はインセンティブを実行している公共交通機関の利用を奨励し、10万のETKを購入して公共交通機関を利用している住民。
公共交通機関を利用する毎マイルごとに、地方都市当局は顧客AにETKを提供する
E,EV(電気自動車)充電ステーションでのETKの使用
顧客Aは、ETKアカウントを「トップアップ」するためにETKを購入する。
次に、これらのクレジットを使用してEVを充電するために、国内のEV充電ポイントにアクセスします。
ETKは、すべてのEV充電ポイントにて一般的な共通通貨です。
F,省エネルギー製品(IoTデバイスを含む)
製造業者は、エネルギー効率の高いETKを「譲り渡す」ために電気製品を購入する
顧客は今、エネルギー効率の高い購入を促すインセンティブを得ている。ETKは割引として機能します。
G,ETKを購入するEnergy Utility社
ユーティリティーは、顧客関与と粘着性を高めようとしています。
ユーティリティは大きいかもしれません。
ETKのバイヤーは、顧客に「報酬/ロイヤリティ制度」として提供します。
これらのETKは、現金で償還されるか、将来のエネルギー料金を支払うために使用される。
H,バッテリー取引交換(エネルギー貯蔵)
Energi Token(ETK)はまた、エネルギー貯蔵分野でも使用されます。
バッテリー技術は電気を実際にどのような規模でも保存することができます。
コストは下がっていますが、これは、家庭と企業の両方のストレージデバイスの使用量の増加を意味します。
集約されたバッテリ・ストレージ・デバイスは、効果的にダイナミック・バランシング・メカニズムとして機能し、ローカライズされたエリアのグリッドのバランスをとるためにユニットを上下に回転させることができます。
Energiトークンは、当社のバッテリー取引プラットフォームにアクセスするための通貨として使用されます。
ということらしいのですが今回話を聞いた内容も含めて僕なりにまとめてみました。
●Energi Mine(エナジーマイン)「ETK」
イギリスの企業であり、既にAIを利用したエネルギー関連の企業として5カ国にて技術導入済みで利益を上げている。
チームにはリースデール氏というイギリスの上院議員が加わっており
法案関連や、自治体への話に対応している。
このトークンは
①エネルギーを削減した場合に報酬が支払われる。
②pear-to-pear取引により、電力の個人間などの小規模な取引も可能にする。
というのが現時点でのメインの内容です。
そしてこれらの活動によって得たETKを
1,電気料金の支払い。
2, 電気自動車(EV)の充電。
3,省エネ商品の購入(割引)。
4,取引所による法定通貨への換金。
などがに利用可能となります。
今後の開発への取り組みとしては
2018年、報酬プラットフォームの開発
2019年、 IoT関連の開発
そしてその後も完成するということはなく、開発し続けます
とのこと。
この EnagieMine、素晴らしいものな気はしていたのですが
紹介するかどうか悩んでいた懸念が一つあって
それは、ETKを提供する側の利益は何かあるのか。
ということ。
これに関しての答えがある程度わかりましたのでこれも紹介します。
提供する側は、自治体や大手企業。
まずは自治体。
自治体は世界的な流れによりCO2の削減や省エネ環境への対応などが求められているが、そのシステムの開発や方法としてエナジーマインを利用することにより、手間とコストが軽減できる。
そして大手企業。彼らはコストカットをしたいと考えている。そのためにエナジーマインのシステムを使ってエネルギー消費を管理し、消費の軽減を目指すことができる。
これにより、コストカットや社会的貢献も果たすことができる。
といったことみたいです。
日本でも広めていく際にはその国に詳しい人とチームを組んでやっていく予定であり、現在話を進めているらしいです。
なかなかいい案件ではないかと思います。
最後に個人的な意見
僕は投資の基本「現地」「現物」「本人」というものを掲げているのですが、実際に見たり会ったりしてみて、その人の性格というものを見るのですが
今回話していただいたCEOのオマー氏、非常に現実的な方です。
「政治のことについてはわからないから専門家と協力している」
「できない約束はしない」
「自治体などのパブリックなセクターにアプローチするのは時間がかかる」
「上場後の価格は市場が判断することであるため言えない」
「ICOでの資金調達は1500万ドルとプロジェクトの規模にしては少額だが、それだけで済むため少額でいい」
などといった発言をされていましたし
着実に動かれる方なのだろうなというのが感想です
そしてこのプロジェクト、短期的なものではないのですが
本当に省エネの流れが世界的に加速しているこの現代の時代にあったものであると思います。
長期的に考えてICOに参加する場合も考えていくといいのではないかと思います。
・総発行枚数
23億枚
・ICO価格
1 イーサリウム=30,000トークン(ボーナス10%混みで33,000)
・期間
既に開始〜1月31日まで
ICO終了しました!
・上場予定
2月末にICO終了後4〜6週間後を予定
となっております
何と言っても、密かに素晴らしいポイントとして
1イーサリウムで30,000トークンという点。
相場の変動をいちいち意識しなくてもいいのです。
そしてこのような案件が増えれば増えるほど
イーサリウムの価値自体も上がっていくのではないかと思います。
公式サイトはこちら
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